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切削加工は温度が特に重要!どのような温度管理を行っているの?

2021/03/01

切削する上で、どうしても発生するのが熱です。
主に摩擦によって熱が発生することになるのですが、この熱が様々な影響を与えるのです。
ここでは、切削加工における熱の影響について紹介します。

▼切削熱と切削温度
切削する際に発生するエネルギーとしては、切削力 × 切削長さによって決まります。
より細かく見ていくと、切屑や仕上げ面においてはひずみエネルギー、新生面には表面エネルギーが発生します。
削る時には金属の材料と切削する刃物が擦れるために、どうしても熱を生じます。

▼熱が与える影響
切削する時の切削温度により、素材の性質を変えてしまうリスクがあります。
また、チップやドリルなどが熱によって溶けてしまったり欠けるというケースもあるのです。
製品の材料への高熱による影響が大きいのですが、実際にはそれ以上にチップなどのツールに与える影響が大きく、それが原因で不良品を作ってしまう原因ともなるのです。

▼熱をどのようにして下げるの?
切削熱を下げたり摩擦を抑制するために、一般的には切削油を用います。
主に油性切削油と水溶性切削油があり、油性切削油の場合は鉱物油に切削性能を向上させる目的で添加剤を加えたものが多いのが特徴です。

▼まとめ
切削温度の管理は、加工対象の材質にダメージを与えないため、また工具関連を保護するためにも重要な役割を果たします。
切削油にもしっかりこだわり、質の高い加工を意識しましょう。