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切削加工はどのような流れで行うの?

2021/03/08

切削加工と聞くと、実に単調な作業で行うイメージがあります。
実際には、細かな工程を経て初めて切削加工が完了するのです。
ここでは、切削加工の流れについて解説します。

▼設備や工具の準備
切削加工を行う上で、まずは設備と工具の準備を行います。
仕上がりを意識して、使用する設備と工具を選定しなければなりません。
特に、旋盤やフライス盤については肝となる部分であり、適切なものを選定することが重要です。
必要に応じて、点検などを行い良いコンディションであることを確認した上で作業に入ります。

▼切削加工を行う
実際に切削加工を行います。
順番としては、NC自動旋盤により加工を行い、初回検査を実施します。
その後、ネジ切りした上でMC加工という流れで行うのが一般的です。
切削屑が発生するために、常に除去して行うことが重要です。

▼熱処理
熱を加えて冷やすことで、金属の組織を変えて製品の硬さや靭性、疲労強度などを増すことを目的として、熱処理を施します。
浸炭焼入れやタフトライド、高周波、真空焼入れなどの種類があり、最適な手法を選択します。

▼仕上げ加工
完成形に近づけるために、再度切削を行います。
また、研磨仕上げを行い表面をなめらかな状態とします。

▼表面処理
金属の場合、錆などが気になるものです。
そこで、錆にくくするために表面処理を行います。
表面処理にはいくつもの種類があるので、最適なものを選択します。
表面処理まで完了したら、最終検査を行い不良品がある場合は取り除いて作業完了です。

▼まとめ
切削加工には、いくつものステップがありそれぞれを適切に行わないと良い作業ができません。
また、各工程毎に行われる検査により、品質を補償しているという側面もあります。