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青銅とはどんな材質なの?

2021/03/15

切削加工を行う上で、材料についての知識を持っている必要があります。
主な材料の中に青銅がありますが、具体的にはどのような材質の金属なのでしょうか?
ここでは、青銅について解説します。

▼青銅の基礎
青銅とは、英語ではブロンズと呼ばれる金属のことを指します。
銅を主成分として、すずを含む合金であり砲金とも呼ばれることも多いです。

▼青銅の種類
青銅には、主に2つの種類があります。
それぞれに特徴が異なるので、しっかりと切り分けることが重要です。

■すず青銅
すず青銅は、すずが3%~7%含む銅合金となります。
展延性に優れており、型打加工を行うこともできます。
材質は硬い部類の銅となっておりますが、伸銅品としてはJISに規格は存在していません。

■りん青銅
りん青銅は、すず青銅の成分にリンを添加している合金です。
すずは3%~9%、リンは0.03%~5%含有しています。
さらに、鉛を添加して被削性を高めている快削りん青銅もあり、切削加工はより行いやすいのが特徴です。
弾性や耐疲労性、耐摩耗性、ばね特性に優れた材料ですので、ばねや歯車などにも広く利用されています。
すず青銅と比較すると、機械関係の用途として頻繁に利用されているのも特徴です。
一般大気雰囲気だけでなく淡水や海水においても耐腐食性を発揮するのですが、快削りん青銅の場合は耐腐食性が損なわれます。

▼まとめ
青銅は、比較的身近な存在で合金の割合によっては耐腐食性が高いものもあります。
しっかりと特徴を掴んで用いることが重要です。