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切削加工ができない形状ってあるの?

2021/04/08

切削加工は、高い技術力によって思い通りの加工を行えるのが魅力的です。
ただ、完全な技術というわけではなく、加工できない形状が存在するのは事実です。
ここでは、切削加工ができない形状について解説します。

▼ピン角
切削加工が最も苦手とする形状として、ピン角があります。
ピン角とは、丸みがないエッジが尖っている角部のことを指します。
凸形のピン角加工は行うことができるのですが、切削加工においては凹形のピン角を加工することはできません。
切削加工においては、エンドミルを回転させて任意の形状に動かす事で素材を削っていきます。
エンドミルは、横から見ると先端が丸かったり四角の形状となるのですが、上面から見るとどんなエンドミルを使っても必ず円形に見えるのが特徴です。
エンドミルを動かして折り返す箇所においては、どうしても円弧状となってしまいます。
小さいエンドミルを持ちれば、隅アール自体は最小限にすることはできても、隅アールがないピン角にするのは不可能です。

▼アンダーカット
アンダーカットは、エンドミルが届かない陰となってしまう部分にある形状となります。
素材の向きを変化させることで加工できる部分が存在する場合、段取り替えは必要になりますが加工することが可能です。
ただ、どこから削ろうとしてもエンドミルが届かない加工が必要な場合は、アンダーカット加工は行なえません。

▼まとめ
切削加工は完全性の高い加工というわけではありません。
必要に応じて、ほかの加工方法と組み合わせることも重要です。