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青銅の強度はどの程度あるの?

2021/04/22

金属を素材として選ぶ理由として、強度が高いという点があります。
ただ、金属によって強度が微妙に異なるのが実情です。
ここでは、青銅の強度について解説します。

▼青銅の特徴
青銅は、黄銅と比較すると海水に対する耐食性高い素材として知られています。
また、耐摩耗性に優れていることでも有名です。
ばね特性に優れたりん青銅や、強度、硬度、耐力に優れ、耐食性や耐海水性にも優れた青銅もあります。
ベースとなるのが銅となりますが、そこにすずやリンが含有されており、その割合で大きく性能が異なります。

▼主な用途
青銅は、主に電子部品や機械部品、日用品などに広く活用されています。
電子部品においては、非磁性であり導電性の高さを活かして、スイッチやコネクター、リレー端子、リード端子、リードフレームに用いられることが多いです。
機械部品においては、ボルトやナット、軸受や歯車などで使用されています。
優れたばね性を活かしたばね材としても有名です。

▼りん青銅の強度
青銅は、一般的に鉄よりは若干劣ります。
ただ、りん青銅については以下のような強度を誇ります。

質別 引張強さ(N/mm2)
O 275以上
1/8H 345~440
1/4H 390~510
1/2H 490~610
3/4H 590~705
H 685~805
EH 785以上

また、ニッケルを添加してさらに引張り強やさ硬度、バネ特性を高めた青銅もあります。

▼まとめ
青銅は、鉄よりも硬度が低いものの逆に加工しやすいという特徴もあります。
青銅の特徴を活かして、適切に使用しましょう。