真鍮と砲金の違いについて

この記事では、真鍮と砲金の違いについての情報をお伝えしていきます。
真鍮と砲金はどちらも銅を使った金属なので、なかなか区別がつかないという人も多いかもしれません。
真鍮と砲金にはどのような違いがあるのか、紹介していきます。

▼真鍮とは

真鍮は銅に亜鉛を使っている金属になります。
一般的には銅が65%、亜鉛が35%の割合で作られることが多いです。
真鍮の色は、新品の場合は金色に近い輝きを持っています。
英語ではブラスと呼び、金管楽器にも使われているので、色の想像もつきやすいのではないでしょうか。

▼砲金とは

砲金は銅に錫を使った金属になります。
一部には、それに亜鉛を混ぜたものも存在します。
一般的には銅が90%に錫が10%の割合で作られます。
有名なものでは、オリンピックの銅メダルが砲金で作られています。
また、十円玉も砲金なので、確認してみましょう。

▼真鍮と砲金の違いとは

真鍮と砲金はどちらも銅をメインとした合金ですが、使われる材料が異なります。
また、色に関しても大きく異なります。
真鍮が金色に対して、砲金は赤みのある茶色っぽい色をしています。
真鍮は「黄銅」、砲金は「青銅」とも呼ばれています。

▼まとめ

真鍮と砲金はどちらも銅を使っていますが、それぞれ異なる金属になります。
サビや劣化が進むと、色がわかりづらくなりますが、少し削るなどすると本来の色が見えて確認することができます。
用途も異なるので、それぞれの金属に適したものに使われています。

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